つらい時こそ「姿勢」を見直そう!
肩を落とし、背中を丸めて歩く姿は決して美しいとは言えませんね!
むしろ極めて非健康的な印象を受けてしまいます。
食欲がない、元気がないといった自律神経失調症に見られる症状も、前かがみの悪い姿勢に起因していることがあります。
姿勢のチェック法、2つ紹介
そこで、姿勢のチェック法ですが、直立した時に耳・肩・骨盤・ひざ・足首の真ん中が、横から見て結んだ線が真っすぐか、もしくは上に行くに従い多少後ろに反っている場合は問題なく、前に傾いているようなら要注意です。
もう一つ、ご自身の体感に基づく簡単なチェック法の紹介。
まずは足元から。
かかと立ちまでいかなくとも、一旦体重をかかとに乗せます。
その後に、10本の指が軽く地面を押さえつけるぐらいのところまで体重移動を行います。
次は上半身です。
正しい姿勢になるためには、まず肩を大きく上下してみて、一番大きく動くところ又は一番楽に肩を上下しやすい位置を探しましょう。
そこが肩の自然な位置で、上体に余分な力が入っていない状態です。
試してみるとわかりますが、無理に猫背や胸を張った状態を作り、そこから肩を上下させると、スムースさを欠き違和感を感じるはずです。
スポーツをしていて、ミスをすると落ち込んで、うつ向きかげんになる人がいますが、そんな時こそ姿勢を正すようにすると状況はまた変わってきます。
良い状況を自ら作っていくのです。
姿勢が悪いと目線は落ちています
その際、加えて目線を上に持ってくるとさらに感じが変わってきます。
ひとは、何か考え事をしている時必ず下を向いているものです。
今まで、それでいいアイデアが生まれたでしょうか?
ここで少し実験してみましょう!
今抱えている嫌な事柄を考えながら、目線を下に、上にと向けてみましょう。
なんか違いますよね?
不思議と何か感じが違うことを体験出来たと思います。
これで全てが解決するわけではありませんが、すこしでもさわやかな感覚と、「まぁいいかぁ~」みたいな気持ちになります。
そして、目線を水平より約20度上方にすると、α波が出やすいことがわかっています。
α波が出た状態とは、何かに没頭しているときや、心が落ち着いている時の思考・集中・瞑想状態です。
集中力が増し記憶を引き出しやすくするのです。
また、潜在意識にアクセスされるので、潜在能力を発揮しやすくなります!
やはり、ベストの状態からベストな答えが出ていると思うのです。
「病は気から」ということもありますが、「病は姿勢から」ということも十二分に考えられます。
自身の体調や調子が今ひとつという方は、こまめに姿勢のチェックをしてみてください!
そして「良い姿勢」を自分のものにしてしまいましょう!