息苦しい、「吸いたくても吸えない・吸えなくて苦しい」
- update更新日 : 2021年03月29日
「吸いたくても吸えない」「吸えなくて苦しい」
自律神経失調症やうつの症状に、こういった「息苦しさ」というのもあります。
原因1.
胃下垂だけでなく、「胃が上がる」という状態もあります。
息を吸った時に、横隔膜は下に下がるのですが、胃が横隔膜を押し上げる状況にあると、吸いたくても入っていきません。
原因2.
緊張・ストレスにさらされている方は、筋肉が硬くなっている場合が多いです。
息を吸う際、鎖骨や肋骨が動くことで胸(胸郭)が膨らむのですが、「筋肉の鎧」がそれを阻むのです。
対策1
原因のところでは、「吸う」ことを述べていますが、まさに吸えないということを考えすぎて吐くことを忘れてしまっています。呼吸という言葉は「呼」から始まります。つまり、「吐いてから吸う」という意味なのです。どうも人の体は、状態が悪くなると、そのように陥ってしまうようです。過呼吸発作などはいい例ですね。
対策2
ぶら下がり健康法を復活させましょう! あなたの両腕。自分の肩関節より上に上げる日常動作を思い出せますか?
良くて水平どまりではないでしょうか。
PCをしている姿勢は、肩甲骨や背中・二の腕の筋肉を、自分の体の前の方に引っ張っています。
猫背の状態は、思い切り深呼吸する姿勢の真逆ですよね。
ぶら下がることで、背中の筋肉のストレッチ・肩甲骨のベストポジション・鎖骨、肋骨を上に動かす、よって落ちた胸郭を引き上げる効果がありますので実践してみてください。不眠症の方にも勧めています。