怒りは行動でしか解消できない!
怒りは行動でしか解消できません。
これは、言うに及ばず皆さん日頃から体験済みですね。そう「ストレス解消」です。
仲間とお酒を飲みに行く・やけ食いをする・派手に買い物をする・趣味に没頭するなど、人それぞれストレス解消法があろうかと思います。
この場合、怒りの原因が100%自分以外であれば効果てきめんなのです。がそうとも限らないのが現状です。
まず人は、自分の基準・ルールに則って生きています。
世の中には、自分以外に関係を全く持たず、天涯孤独を自ら選択した生き方をする人もいるかと思いますが、このような方は、怒りが発生した場合に原因は100%自分にあります。
私たちは人との関わりのあるほうを選択しています。
まず「自分」があって相手がいる。そして、目的を持って何かを求めようとします。
しかし、それがうまくいかなかった場合には、原因比率をもって怒りが発生するのです。
例えば自分50%、相手50%といった感じです。ここで自分0%という事は決してないことに注意してください。
自分に対する怒り50%の部分は、決して表に出ることはなく感情の抑圧のもと無意識下にしまい込まれますので、あなたのストレス解消は相手50%の部分だけという事になるのです。
この時点で、
をあわせて読んでいただくと理解が深まります。
ですから自分に対する怒りも、行動でもって解消する必要があるのです。
それは「ストレスリスト」を作ることで、「書く」という行動を起こすのです。書く事で自分に対する認識が強化されます。
まず「あなたの怒りはどれか?」を一読いただき、思いつくままにサラサラと気楽に書いてみてしまいましょう!書く事がなくなったら、今度は少し思い返します。
案外自分のことはわからないものです。第三者の評価は的確なので、「お前、割と××だよな~」というのは書くに値します。
自分を縛る辛い信念も書き出しましょう。~しなければならない・~あるべきだ等強くこだわっていることです。
いかがですか?自分のリストの長さに愕然とした方は多いのではないでしょうか。
そして、リストの点検をした際、修正出来そうな事柄は早々に取り組んでください。
自分の力で変えられないことについては、深追いせずその事実を受け入れましょう。
自分はこの問題に悩んでいる、腹を立てている、憤慨しているということを、どんな価値判断も加えずに認めて受け入れるのです。
責める必要はありませんし、問題を取り除く必要もありません。「問題の存在・怒りの存在にただ気づいているだけでいいのです。」
原因がなんであれ、怒りが表に出たら、「ストレスリスト」を取り出し、見つめて熟考することをお勧めします!