簡単なイライラ解消法
元気がなく落ち込んでいるときの状態を想像してください。首はうなだれ、背中は丸まっていると思います。
ひとは、首や背中に限らず、状態が悪くなってくるとすべての箇所で丸まる方向に向かってしまいます。あなたは手のひらを思い切り広げてみたりすることがありますか?
毎日重いカバンを握り、通勤電車のつり革を握り、上司に叱られ怒りで拳を握り、オフィスでは一日の大半をパソコンで終始し、握ることはあっても指先を伸ばすような運動はあまりしていないことと思います。
曲げたら伸ばす、両方の運動をしてこそバランスが取れるというものです。バランスが崩れると柔軟性を失い固まってしまいます。腕や手というのは、その人の「脳」が表面化したものです。腕・手は精神、理性であります。その人の精神世界をよく現すものです。
手首・足首と、首と名のつくところは精神的な緊張状態が無意識のうちに入り、力が抜けなくなるところでもあります。
特に手首は、頭の緊張状態と密接であるので、可動性がある程度保たれ、柔軟な手首である方が健康に良いと言えます。
やり方はいたって簡単です!手の開閉運動とストレッチです。回数をこなすのではなく、時間も長ければ良いというものではありません。
大切なのは意識です。一つ一つ、一回一回を丁寧に、集中力が続くところまでで結構です。感覚で構いません。
だらだらと100回やるよりも、きっちり10回やることのほうが効果は高いです!
- 開閉運動
1.「開閉運動・グー」 → 2.「開閉運動・パー」
- 指ストレッチ
1.「指ストレッチ・グー」 → 2.「指ストレッチ・パー」
- 手首関節ストレッチ
1.「右曲げる」 → 2.「右伸ばす」 → 3.「右内ひねり」 → 4.「右外ひねり」 → 5.「左伸ばす」 → 6.「左曲げる」 → 7.「左外ひねり」 → 8.「左内ひねり」
- 右前腕筋肉ストレッチ
1.「右前腕筋肉ストレッチ」
- 左前腕筋肉ストレッチ
1.「左前腕筋肉ストレッチ」